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正月を迎える庭づくり ― 門松に込められた想い

新年を迎える「門松づくり」について

ーー 本日は「正月を迎える庭づくり」というテーマで、藤田社長にいろいろお話を伺っていきたいと思います。
よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします。

 

ーー 旭林造園土木では門松を作られていると伺いました。
そのあたりについて、ぜひ教えていただけますか?

はい。門松は既製品として販売しているわけではなく、基本的には受注生産ですね。
「家に門松を飾りたい」というご依頼をいただいて、自分たちで一つひとつ手作りしてお納めしています。

最近はホームセンターでも門松を見かけますが、そうではなくて、昔ながらの形で、きちんと正月を迎えたい方に向けて作っています。
旭林造園土木としてのスタイルを考えながら、毎年少しずつ試行錯誤しているところですね。完成形は、まだ探している途中です。

門松づくりを始めたきっかけ

ーー 毎年作られているとのことですが、どのくらい前から作られているのでしょうか?

そんなに長くはないですよ。数年前からですね。
もともと「門松を作りたい」というより、正月の文化や日本人らしさを後世に残したいという気持ちがありました。

門松は日本のお正月を象徴する文化のひとつなので、
「依頼があれば自分たちで作っていきたい」と思って、始めました。

社員さんと一緒につくる門松

ーー 社員さんたちと一緒に作られているのも素敵ですね。毎年同じメンバーで?

そうですね。
門松の作り方を知っている社員がいるので、その人たちに教わりながら、自分なりの“旭林スタイル”を追い求めています。


ーー じゃあ、今年が最高傑作になるかもしれないし、来年かもしれない(笑)

そうですね。
毎年大きく変えるというより、「この形だ」というスタイルが決まれば、それを磨いていく感じです。

減りゆく「門松文化」

ーー 最近は門松を作る方も減っていると聞きます。

そうですね。需要が減れば、当然作り手も減ります。
でも、門松も大切な日本文化のひとつ。
その文化を少しでも後世に残す手助けができたらと思って続けています。

門松の由来と意味

ーー 改めてですが、門松の由来や意味について教えてください。

門松は、年神様(としがみさま)を迎えるためのものです。
新しい年の神様ですね。

もともとは、竹ではなく若い松の苗木を、家の入り口の左右に立てていました。
漢字も「門に松」と書きますよね。今は竹が目立ちますが、主役はあくまで松です。

「正月の準備はできています。どうぞお越しください」という意味が込められています。
しめ縄と同じ役割だと思ってもらえたら分かりやすいですね。

個人宅から企業まで、ニーズを合わせて製作

ーー 立派な門松の印象がありますが、個人でもお願いできるんでしょうか?

 もちろんです。
個人でも、企業でも、ニーズに合わせて作っています。

ーー しっかりとニーズに合わせて作られているんですね。

はい。完全な型があるというより、その家、その場所に合う形を考えています。

日本文化を「つなぐ」ために

ーー 藤田社長の話を聞いていると、「文化を残したい」という思いがすべてにつながっているように感じます。

そうですね。
日本に生まれて、日本で育っているからこそ、日本人らしさ、日本の文化は大切にしたい。 それを次につないでいけたらという気持ちが一番大きいです。

昔は餅つきをしたり、しめ縄を飾ったり、みんなで正月の準備をしていましたよね。
今は忙しくて大変だから、だんだんやらなくなる。でも、門松を飾って年神様を迎える。
それだけでも、日本らしいお正月を感じられると思います。

門松を飾るという「かっこいい大人」

ーー今日お話を伺って、門松って「自分のため」じゃなく、「誰かを迎えるため」のものなんだなと感じました。そういう意味を知ると、 門松を飾れる大人って、ちょっとかっこいいなと思います。

そうですね。門松の由来は、もっと深い話もありますよ。


ーーそれはまたぜひ、 来年にでも!

ぜひぜひ。来年はまた違った話ができるかもしれませんね。

 

ーー 今日はとても貴重なお話をありがとうございました。 皆さまも、どうぞ良いお年をお迎えください。

ありがとうございました。