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福岡フラワーショーに出展!全国の造園仲間とつくる「つながりの庭」の舞台裏

ーー今回は、日本造園組合連合会(以下、造園連 ) 青年部として参加された「福岡フラワーショー」について、ぜひ詳しく教えてください!

よろしくお願いします。

福岡フラワーショーとは?

ーー写真も見せていただいたんですが、すごく綺麗でした。そもそもこのイベントってどんなものなんですか?

福岡市が「一人一花運動」という取り組みをしていて、その流れで開催されているイベントです。ここ数年続いていて、今年が本格的な第1回のフラワーショーになります。

福岡フラワーショー公式サイトはこちら

コンテスト挑戦とモデルガーデン制作

ーー今回、造園連の青年部がコンテストにも参加されたんですよね?

はい。ただ本選5枠には入れませんでした。


ーーなるほど…選ばれた人だけが出られる形なんですね。

そうです。ただその代わりに、福岡市さんから「モデルガーデンを作りませんか」と声をかけていただいて、青年部の事業として参加することになりました。

 

 

制作場所は“動物園の入り口”

ーーそれはすごい展開ですね!

はい。会場となったのは福岡市動植物園の入口です。
植物園がメイン会場なんですが、動物園とつながっているので、来場者の導線としても重要な場所でした。


ーーすごく人の目に触れる場所ですね!

そうですね。多くの方に見てもらえる良い場所でした。

製作期間わずか数日!全国から集結

ーー写真を見ると大規模な作品ですが、制作期間はどのくらいだったんですか?

準備を含めて4日間、実質は2〜3日で完成させました。


ーーそんな短期間で!?

九州の青年部メンバーを中心に、全国から仲間が集まってくれました
1日あたり約35名、延べで100人以上が関わっています。

 

ーーまさに「みんなでつくる庭」ですね。これだけ多くの人が一緒に制作するとなると、意見はうまくまとまるものなのでしょうか?

今回のプロジェクトでは、デザイン案の作成から現場施工まで、若手のホープである池部副部長(大分県)がリーダーとして指揮を執りました
1日かけて作庭を進めたものの、「自分らしさが出ていない」と納得できず、翌日に一度すべてを壊して、ゼロから造り直した作品です。

                                                      ーーそんなエピソードがあったのですね。本当にこだわりの詰まった作品ですね。

全国の素材でつくる「穂垣(ほがき)」

今回の見どころのひとつが「穂垣(ほがき)」です。
竹ぼうきを逆さにしたような素材を使い、壁状のデザインに仕上げました。

副部長を中心にアイデアを出し合い、全国各地の県木や、その土地ならではの木や枝を組み合わせて制作しています。
色や質感の違いが魅力で、まさに“全国のつながり”を表現した作品となりました。

国際交流も生まれた現場

ーーコンテストには海外の参加者もいたんですよね?

本選5枠のうち、2枠は海外のデザイナーでした。
その中で、イギリスチームの資材到着が遅れるトラブルがあって…。


ーーどうなったんですか?

うちの青年部メンバーが「手伝いますよ!」と自然にサポートに入って。
とても感謝されて、いい国際交流になりました。

ーー率先して動かれる青年部の皆さんはすごいですね!

青年部の規模と活動テーマ

ーーちなみに青年部は全国でどれくらいの規模なんですか?

約600名です。私はその部長として、2年任期で活動しています。


ーー活動テーマはあるんですか?

つなぐ、つむぐ」です。
人と人をつなぎ、その関係を紡いでいく。そんな活動を大切にしています。

挑戦の先にあったもの

ーー今回のフラワーショー、振り返っていかがでしたか?

正直、コンテストに落ちた悔しさはあります。
ただ、多くの人の目に触れる場所で作品を作れたこと、そして全国の仲間と一緒に作り上げられたことは本当に大きな価値でした。

ーー悔しさもありつつ、それ以上に得られたものが大きかったんですね。

そうですね。今回の経験を通して、改めて「つなぐ、つむぐ」というテーマの大切さを実感しましたし、仲間と一緒に何かを創り上げることの楽しさや力強さを感じることができました。

                                                                  ーー本日は貴重なお話をありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました。