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庭づくりブログ
冬のお庭のお手入れについて
冬のお庭で大切にしたいお手入れの考え方

――本日は「冬のお庭のお手入れ」をテーマにお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
――今回は、冬の間にお庭でやっておいた方がいいこと、特に「寒肥(かんぴ)」や剪定について詳しく教えていただければと思います。まず、冬に肥料を与えると良いと聞くのですが、そのあたりから教えていただけますか?
はい。寒肥という言葉、あまり聞き慣れない方も多いかもしれませんね。

寒肥(かんぴ)とは?冬に肥料を与える理由
「寒い時期に与える肥料」と書いて寒肥です。例えるなら、人間が朝ごはんを食べるような感覚で、木にも栄養をあげましょう、という考え方です。
――なるほど。冬は木も休んでいる時期ですよね。
そうですね。冬の木は、私たちの表現でいうと“眠っている時間”。
人間で言えば夜のようなものです。その間に春に向けてのエネルギーを蓄えるため、肥料を与えてあげる。それが寒肥です。
――寒肥を与える時期は、いつ頃が目安になりますか?
1~2月頃が一番良いですね。最近は暖かくなるのが早いので、遅くとも2月末迄にはやっておくと良いと思います。
――お庭にはいろいろな種類の木があると思いますが、寒肥は木によって分けた方がいいのでしょうか?
特別に「この木専用」という肥料でなくても大丈夫です。オールマイティーな肥料であれば、全体的に与えていただいて問題ありません。人間と同じで、栄養があれば木も元気になりますし、病気や虫にも強くなります。
――消毒よりも、まずは肥料、という考え方ですね。
そうですね。虫が嫌だからと消毒を頑張るより、まずは木を元気にしてあげることが大切です。しっかりご飯を食べて元気な木は、結果的に丈夫になります。冬のお手入れの中でも、寒肥はとても大事なポイントですね。
冬は剪定に向いている季節
――ありがとうございます。次に剪定について伺いたいのですが、冬は落葉樹の剪定に良い時期だと聞きました。
はい。落葉樹は冬になると葉っぱが落ちて、枝ぶりや木の形がよく見えるようになります。なので、どこを切るか判断しやすく、剪定がしやすい時期なんです。
――木にとっての負担も少ないのでしょうか?
そうですね。冬は木が眠っている時期なので、極端な言い方をすれば「いつ切られたの?」という感覚に近いかもしれません。麻酔をして手術を受けて、気づいたらきれいになっている、そんなイメージです。
――剪定する側にとっても、やりやすい時期なんですね。

葉っぱがない分、見やすいですからね。ただ、その分ごまかしがきかないので、切りすぎると丸見えになってしまいます(笑)。春に葉っぱが出た姿を想像しながら剪定すると、より楽しいと思いますよ。
落葉樹と冬のお庭の楽しみ方
――切りすぎるのは、やはりあまり良くないのでしょうか?
木をどう仕立てたいかにもよりますが、例えば梅やモクレンのように春先に花を楽しむ木は、切りすぎると花が咲かなくなってしまいます。その点は注意が必要ですね。
――逆に、大きくなりすぎた木の場合はどうでしょう?
落葉樹であれば、冬の時期に思い切って強く切り詰めて「仕立て直す」ことも可能です。春にまた新しい枝が伸びてきますから、そこから整えていくこともできます。
――落葉樹といえば、代表的な木にはどんなものがありますか?
身近なところでは、モミジ、サクラ、ウメですね。どれも季節を感じやすい木だと思います。

――確かに、季節のイメージと結びついていますね。
落葉樹は、葉っぱを落としたあとに花を咲かせるものも多いので、花がとても目立ちます。桜や梅は、まさにその代表例ですね。
――四季を通して楽しめるのが、落葉樹の魅力なんですね。
そうですね。春は花や新緑、夏は青々とした葉、秋は紅葉、冬は葉を落として木本来の姿を楽しめる。落葉樹は一年を通して表情が豊かなんです。
冬のお手入れで一番伝えたいこと
――最後に、冬のお庭のお手入れについて、藤田社長から一言お願いします。
やはり一番伝えたいのは「消毒よりも肥料」です。寒肥をしっかり与えて、木を元気にしてあげてください。元気な植物は、良いことづくめです。
――ありがとうございます。木を元気にすることで、お庭も、そして私たち自身も元気になれそうですね。本日は「冬のお庭のお手入れ」をテーマに、貴重なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。
