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【初心者向け】芝生の張り方|失敗しない施工と管理のコツ

ーー本日は「芝生の張り方」というテーマでお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

お願いします。

芝生のある庭の魅力とは?

 

 

ーーまず、芝生のあるお庭にはどのような魅力があるのでしょうか?

芝生はいいですよね。

芝生があるだけで、お庭に開放感が生まれます

緑が広がることで景観も良くなりますし、晴れた日には子どもが走り回ったり、キャンプ気分で過ごしたりと、お庭の楽しみ方が増えます。

 

ーー確かに芝生が広がる庭って憧れます。

芝生はクッション性もありますからね。

転んでもケガをしにくいですし、土の上を直接歩くよりも汚れにくい。お子さんが安心して遊べる環境になります。

幼稚園や保育施設でも芝生化が進められている所もあり、外で活動しやすい環境づくりにも役立つんです。

 

芝生には「日本芝」と「西洋芝」がある

 

ーー芝生にも種類があるんですよね?

大きく分けると「日本芝」と「西洋芝」があります。

一般家庭でよく使われるのは日本芝ですね。

日本芝は暖かい時期に青々として、冬になると休眠して茶色くなります。一方、代表的な芝で、西洋芝は寒冷地向けの芝なので、冬に緑を保ち、夏に弱くなります。

 

ーー逆なんですね。

そうなんです。

一年中緑に見える天然芝は、日本芝と西洋芝を組み合わせて管理しているケースもあります。

ただ、一般家庭でホームセンターなどで販売されているのは日本芝が主流ですね。

 

芝生を張る前に確認したい3つのポイント

 

ーー家庭で芝生を張る場合、まず何から始めればいいのでしょうか?

まず大事なのは場所選びです。

芝生は日陰では育ちません。

理想としては、一日中、できれば三分の二以上日が当たる場所が望ましいですね。

 

ーー日当たりが重要なんですね。

それと水はけです。

水が溜まりやすい場所は芝生に向いていません

さらに、芝生は植物なので土づくりも重要です。土の厚みの理想は20cm程度の良質な土ですが、最低でも10cm程度は確保したいですね。

砂が適度に混ざった排水性の良い土がおすすめです。さらにバーク堆肥などを混ぜてあげると理想的です。

 

ーー芝生を張る前の準備がかなり大切なんですね。

そうですね。

芝生が育たない原因の多くは、実は施工前の環境づくりにあります

 

天然芝の張り方|基本の施工手順
① 地面を整地する

ーー実際に芝生を張る時の流れを教えてください。

まずは地面をきれいに均(なら)します。

そして軽く踏み固めて地面を落ち着かせます。その際、水が溜まらないように少し傾斜を付けるのがポイントです。かまぼこ型や片流れにすると排水性が良くなります。

 

 

② 新鮮な芝生を選ぶ

ーー芝生選びのポイントはありますか?

あります。

芝生にも鮮度があります。

ホームセンターで購入する場合は、できるだけ入荷したばかりのものを選びましょう。青々としていてみずみずしいものが理想です

予約して入荷日に購入するのもおすすめですね。

 

ーーなるほど。植物だから鮮度が大切なんですね。

そうです。

元気な芝生ほど活着も早くなります。

 

③ 芝生を並べる

ーー張る作業自体は難しいですか?

極端に言えば、整地ができていれば芝生を並べるだけでも活着します。

ズボラにやるなら、それでも大丈夫です(笑)。

もちろん丁寧にやるなら、一枚ずつきれいに並べていきます。

張り方にもいろいろあって、

・ベタ張り
・目地張り
・市松張り

などがあります。

好みに合わせて選べます。

 

④ 軽く踏み固める

ーー並べた後はどうしますか?

芝生と土を密着させるために軽く踏みます

専用ローラーがなくても足で踏む程度でも十分です。

 

⑤ 目土を入れる

ーー「目土」という言葉をよく聞きます。

芝生同士の隙間に土を入れる作業です。

隙間を埋めることで芝生のズレを防ぎ、根が広がりやすくなります

また仕上がりもきれいになります。

 

⑥ 最後にたっぷり水やり

ーー仕上げは?

たっぷり水を与えます。

張った直後は特に乾燥させないことが大切です。

 

芝生を張るおすすめの時期

ーー芝生を張る時期はいつがいいのでしょうか?

おすすめは3月〜4月です

植物が活動を始める時期なので、芝生も根を伸ばしやすくなります

6月頃までなら十分間に合います。

梅雨の雨も活用できますからね。

 

ーー夏はどうですか?

張ることはできます。

ただし、水管理が重要になります。

特に真夏の日中の水やりは避けましょう。

朝か夕方がおすすめです。

 

プロが教える「芝刈りを我慢する」という庭ポイント

ーー芝刈りについても教えてください。

これは私の庭ポイントなんですが、芝生を張ってから半年〜1年は芝刈りを我慢してほしいですね。

 

ーーえっ、そんなにですか?

芝生は上が伸びると同時に根も伸びていますところが早く刈りすぎると根の成長が弱くなります

まずはしっかり根を張らせるそれから芝刈りを始めた方が丈夫な芝生になります。

 

ーー長く楽しむためのポイントなんですね。

そうです。

焦らず見守ることも大切です。

 

雑草と共存する気持ちで芝生を楽しもう

 

ーー最後に芝生づくりを考えている方へメッセージをお願いします。

芝生を張っても雑草は生えます。

雑草ゼロを目指そうとすると管理が大変になってしまいます。

だから私は「雑草と共存する」という気持ちをおすすめしています。

ゴルフ場や競技場のような完璧な芝生を目指すと疲れてしまいますからね。

公園の芝生くらいの感覚で、定期的に刈って楽しむ。

そのくらいがちょうどいいと思います。

 

ーー確かに、その考え方なら芝生ライフを長く楽しめそうですね。

そうですね。

ぜひ気軽な気持ちで芝生づくりに挑戦していただけたらと思います。

 

まとめ

天然芝の庭は、

  • 開放感が生まれる
  • 子どもが安心して遊べる
  • 四季を感じられる
  • お庭時間が楽しくなる

といった魅力があります。

成功のポイントは、

  • 日当たりの良い場所を選ぶ
  • 水はけを確保する
  • 土づくりをしっかり行う
  • 春〜初夏に施工する
  • 芝刈りを焦らない

ことです。

「自分で芝生を張ってみたいけれど不安…」

という方は、お気軽に弊社までご相談ください。プロの視点で最適な芝生づくりをご提案いたします。